(松本市歩ホームページより松本市ハザードマップ④)

5月に入りゴールデンウイークも終わりましたね。
山も新緑の季節を迎えてます。
皆さんはどんな休日を過ごされましたか?

先日のスピーチは、ハザードマップの話を聞きました。

ハザードマップは、浸水想定区域、土砂災害警戒区域、特別警戒区域をなど、
自然災害がどの地域にどんな被害をもたらすかを予測し地図化したものです。

自治体によっては災害発生時に避難などの適切な行動をとるために、地震や風水害、
土砂災害に対する備えや、活断層、浸水想定区域、土砂災害の危険箇所等を地図に
まとめられています。

建築設計においても、ハザードマップを活用しています。
例えば、建物1階の床高さを浸水想定区域の「洪水による浸水深さ」よりも高くする事で
床上浸水を防ぐことができます。

場所によっては2mを超える浸水深さの地域もあります。
そういった地域では、1階をピロティにするなどの提案も必要だと思います。
災害の発生から建物を守ることは難しいことですが、日頃の備えを進めることにより、
被害を減らすことは可能です。

お住いの自治体のホームページなどで、ハザードマップが見ることができます。
身の安全を確保するため、洪水・土砂災害時の安全な避難所や避難経路を考えておくことも大切ですね。