先日のスピーチは、12月より運行が始まったスーパーあずさの
新型特急車両「E353系」のお話を聞きました。

25年前にデビューした、「スーパーあずさ」E351系。
老朽化のため、更新用に開発された新車両が「スーパーあずさ」E353系です。
車体のデザインを一新し、漆黒の「キャッスルグレー」で覆われた先頭車両の正面には、
縦に並んだLEDの前照灯が備え付けられていますが、まるで鉄仮面のように見えます。
デザインのコンセプトは「伝統の継承、未来への躍動」。
また、中身も現代仕様に進化していて、全席にコンセントが用意され、
テーブルはPCが置けるサイズになっているそうです。
荷物置き場が客室に設けられたほか、空調の突き出し口が各座席へ個別に設置したことで、
乗客一人一人が風向きと風量を調節することが可能になりました。

新型の「スーパーあずさ」は最高速度や所要時間ともに旧型と同じですが、
快適性・機能性が最先端になっています。

最新の電車、特急列車、観光列車の外観内観のデザイン・仕様は、
建築にも通ずるものがあると思います。
列車を利用することも勉強の一つになると思いました。

現在運行されている特急「あずさ」と「かいじ」も将来的には新型のE353系に
統一していく計画があるそうです。見慣れた列車が見れなくなるのは寂しくもありますね。